介護施設の一角で、静かに始まる将棋の対局。
駒を指す音と、ゆっくり流れる時間。
言葉は少なくても、盤の上ではしっかりとしたやり取りが続いています。
お二人とも真剣な表情で、一手一手を大切に考えながら進めていきます。
介護の現場というと、どうしても「支える側・支えられる側」といった関係が思い浮かびますが、この瞬間は少し違います。
そこにあるのは、対等な勝負と、それぞれの積み重ねてきた時間。
日常の中にあるこうした時間が、利用者様の楽しみや生きがいにつながっているのだと感じます。
これからも、その方らしい時間を大切にできる関わりを続けていきたいと思います。


