音をケアに取り入れる

【ヒーリングサウンド機器を導入しました♪】

より穏やかに、心地よい時間を過ごしていただくため、
ヒーリングサウンド機器を導入しました。

この機器では、音楽や自然・環境音など、さまざまな音を楽しむことができます。

導入にあたって大切にしたのは、
「こちらで音を決める」のではなく、
実際にご本人と一緒に音を聴いてみること。

いくつかの音を試しながら好みを伺ったところ、
環境音よりも「音楽」のほうがお好みとのことでした♪

そのため現在は、ご本人の好みに合わせて音楽を中心に使用しています。

今のところ落ち着いて使用されており、
穏やかな時間を過ごすための一つの環境づくりとして活用しています。

■ 音楽をケアに取り入れるということ

実は、認知症のある方への音楽を活用した取り組みについては、
国内外でさまざまな研究が行われています。

これまでの研究では、音楽を取り入れることで、
不安や興奮などの軽減につながる可能性が報告されています。

特に、その方の好みなどを考慮した「個別化された音楽」を
ケアに取り入れることについても研究されています。

もちろん、
「音楽を流せば誰にでも良い効果がある」
というわけではありません。

好きな音も、心地よい音量も、人それぞれです。

また、その日の体調や気分によっては、
普段は好きな音楽でも刺激やストレスになってしまうことがあります。

そのため私たちは、

「何を流すか」だけではなく、
「その音を聴いている時、ご本人がどのような様子なのか」

という部分を大切にしています。

表情や言動などを確認しながら使用し、
落ち着かない様子や不快感が見られた場合には使用を中止します。

■ 大切なのは「機器」ではなく「その方に合っているか」

今回ヒーリングサウンド機器を導入しましたが、
機器を使うこと自体が目的ではありません。

大切なのは、

「その方にとって心地よい環境になっているか」

ということだと考えています。

ご本人と一緒に選び、
実際の反応を見ながら、
合わなければやめる。

これからも一人ひとりの好みやその日の様子を大切にしながら、
穏やかに過ごしていただける環境づくりに取り組んでいきたいと思います。